- 【ワークハピネス 】吉村 慎吾
テレワークで人の才能が開花する〜世界は『ルネッサンス』する!
最終更新: 2020年7月27日
第二次「ルネッサンス」
先日、第二次「ルネッサンス」のを兆しを発見してしまいました!
それはNHKの番組で、【ストーリーズ】ノーナレ「蕎麦屋タナベ VRのススメ」を見たときのことです。
本郷でスーパーローカルに蕎麦屋を営む「無口、暗い、お酒飲めない、友達少ない(本人弁)」タナベさんは、4年前にソーシャルVRを始めて才能が開花しました。VR空間に、謎のテーマパークなど、※アバター同士で遊べる世界を次々創作、英語が話せる彼はスーパーグローバルに『創造神』とあがめられています。
※アバター=ネットの中で登場する自分自身(代わりになる分身)を表すキャラクターのこと
そのタナベさんが使っているアバターは、目がくりくりしたヤンチャそうな少年です。「リアルだと、大人だから大人な態度を取らないといけないとか思って、自由に表現できない。アバターだとそれが取っ払われる。人を驚かせるのが好きなんです」
さらにタナベさんは続けます。「堅物な自分とVR世界のチャランポランな自分。どっちも自分で、二つの世界は地続き。仮想現実ではなく、拡張現実なんです」
リアルワールドで人々は上手にサバイバルするために、多くの既成概念を学習によって手に入れます。
クラスで目立つといじめられた。→「空気を読むべき。無口でいよう」
突飛な言動をしたら教師に叱られた。→「周囲に合わせておこう」
こうやって「無口」で「暗い」タナベさんが出来上がりました。結果、タナベさんの奇想天外な想像力と創作意欲の蓋は閉ざされてしまったのです。しかし、ソーシャルVRは、その創造性の蓋を取り払ってくれました。彼はルネッサンスの『創造神』として『再生』したのです!
ルネッサンスが起こった理由
14世紀にヨーロッパで突如としてルネッサンスがおこります。
では、なぜルネッサンスがうまれたのか?
それは、ペストの流行によって秩序の番人だったカソリックの聖職者の8割が死んだからです。当時、教会は人々の生き方や考え方に様々なルールを課すことで社会に秩序をもたらしていました。
同時に人々を既成概念の十字架に縛り付けて、自由な発想や科学的な思考を妨げていました。そこで、既成概念から解き放たれた人間は自由な創造と挑戦に向かいました。そのときに、『創造神』レオナルドダヴィンチやミケランジェロの登場なのです。
実は「テレワーク」と「VR」はとても相性が良いのです。
●テレワークが当たり前の世界が広がれば、VRがもたらす拡張現実によって、秘めた才能を開花させる人が急増!
●既成概念から解き放たれ、全人間性と全才能を大解放する現代のダヴィンチやミケランジェロが多数出現!
つまり、世界は『ルネッサンス!』するのです!